PubMed-jpn:33016520
背景: ウマサルコイドは世界中で最も一般的な馬の皮膚腫瘍である。いくつかの治療法が利用可能であるが、どれも一貫して効果的ではなく、再発が一般的である。 目的: ウマサルコイド治療に対する外用イミキモド5%クリームおよびSanguinaria canadensis +塩化亜鉛の有効性および安全性を評価し、未治療のサルコイドに対する全身への影響の可能性を調査する。 被験動物/腫瘍: 合計164個の腫瘍を持つ25頭の顧客所有馬を研究に包含した。 57個の腫瘍が治療され、107個の腫瘍が未治療のまま残された。 材料と方法: 生検はウマあたり最低1つの腫瘍から採取され、残りは臨床的外観に基づいてサルコイドと診断された。イミキモド5%(A)を毎週3回塗布し、Sanguinaria canadensis +塩化亜鉛(X)を開始期6日間毎日塗布の後、4日ごとに塗布した。治療は、臨床的寛解まで、または最長45週間継続され、長期追跡期間を設けた(平均34か月)。サルコイドの生検は、治療終了前および飼い主が同意した場合のフォローアップ時に再度行われた。 結果: 完全寛解は、腫瘍の84.4%(A)および75.0%(X)で記録された。再発は7.3%(A)と21.4%(X)で記録された。未治療の腫瘍の1.9%で自然寛解が観察された。未治療の腫瘍に対する全身的影響は検出されなかった。治療中、さまざまな程度の局所炎症反応が一般的であった。 結論と臨床的関連性: どちらの治療も効果的で安全であると見なされた。腫瘍が小さいほど、治療に対する反応は良好であった。再発率は低く、治療終了前のサルコイドの繰り返し生検では観察されなかった。.
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