PubMed-jpn:31037780
背景: 皮膚症状はイングリッシュ・ブルドッグ(EB)にとって一般的な臨床症状である。 仮説/目的: 本横断研究の目的は、EBグループの皮膚科学的健康状態を記述し、飼い主の認識結果およびそれがQoLに影響を与えるかどうか比較することである。外耳道のコンピューター断層撮影(CT)所見をEBと中頭犬間で比較した。 被験動物: フィンランドの健康調査に参加しているEB27頭。 材料と方法: オーナーが報告した臨床徴候が皮膚または耳に関係したEBについて、QoL質問票を完遂した。臨床評価には、犬アトピー性皮膚炎の程度と重症度指数、耳炎指数スコア、偽パッドグレード評価、および指間神経痛の存在を記録した。これらを合計して総臨床スコア(TCS)を作成した。水平耳道の断面積はCT画像から測定し、患者データベースから収集した14頭の中頭犬のそれぞれの画像と比較した。 結果: EB27頭すべてが皮膚科検査で異常所見を示したが、オーナーの37%が皮膚または耳の臨床徴候を認識していなかった。中央値スコアは5.0(範囲 0〜12)であり、TCSと相関していた(相関係数= 0.507、P < 0.05)。イングリッシュ・ブルドッグは中脳犬よりも狭い水平耳道を有していた(P < 0.001)。 結論と臨床的重要性: すべてのEBはほとんどの飼い主にとって気付かれない、またはQoLにとって重要性が低いと考えられた異常な皮膚科所見を有していた。狭い外耳道は共通であり、おそらく短頭種形態に関連していた。.
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