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PubMed-jpn:33185330 JSONTXT

背景: オクラシチニブは、犬アトピー性皮膚炎(cAD)の犬に効果的な全身療法である。犬におけるオクラシチニブとの併用外用療法を評価した研究はほとんどない。 目的: 本研究の目的は、cADの犬におけるオクラシチニブ及び0.0584%アセポン酸ヒドロコルチゾン(HCA)スプレーの併用療法の有効性及び安全性を評価することであった。 被験動物: cADを有する18頭の犬。 材料と方法: 本研究は、無作為化二重盲検プラセボ対照試験であった。すべての犬をオクラシチニブ(0.4〜0.6 mg / kg、1日2回14日間、その後1日1回14日間)で治療し、HCAスプレーまたはプラセボスプレーのいずれかをランダムに投与し、1日1回7日間、その後隔日で28日目まで適用した。臨床評価に、犬アトピー性皮膚炎の程度及び重症度指数、4回反復(CADESI-04)及び視覚的掻痒アナログ尺度(pVAS)を7日ごとに、血液及び尿検査を14日ごとに実施した。 結果: 平均CADESI-04およびpVASスコアは、両グループのD0と比較してD7およびD14で有意に減少した(P <0.05)。 D14からD21まで、CADESI-04およびpVASスコアはプラセボ群で有意に増加し(P <0.005)、HCA治療群では増加しなかった。 HCA治療群のベースラインからの平均減少は、D21(59.9%対27.6%、P = 0.0216)およびD28(56.0%対30.5%、P = 0.0109)でプラセボ群のpVASおよびCADESI-04よりもそれぞれ有意に高かった。 HCA治療群の1頭の犬は、下痢を発症し、結果として離脱した。 結論: 0.0584%HCAスプレーによる外用塗布は、cADの犬のオクラシチニブ療法を漸減する際の掻痒症および臨床病変の悪化防止に役立つ可能性がある。.

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