新生児フォローアップ・クリニックにおけるかなり早期に出生した乳幼児を抱え た母親の子育てストレスに関係する発達的要因と医学的要因 この探査的・横断的研究の目的は、新生児フォローアップ・クリニック(NFU)に おけるかなり早期に出生した乳幼児を抱えた母親の子育てストレスに関係する子 ども関連の要因を同定することであった。本研究は、現在の医学的な症状や発達 遅滞の存在と、子育てストレスの全体との関連について述べることをねらいとし た。参加者は、NFUクリニックにいた53組の母子である。母親は、PSI 育児スト レスインデックス ショートフォーム(PSI-SF)を全て行い、子どもはブリガンス・ アーリー・ヘッド・スタート・スクリーンⅡを行った。医学的な変数も子どもの 医療記録から集計した。母親の約24%がPSI-SFにおけるある尺度のスコアが少な くとも1つ上がっていた。回帰分析は、早期介入サービスを受けたことが、かな り早期に出生した子どもの母親において子育てのストレスの増加に関係していて、 現在の医学的な症状の数とは関係していなかったことを示した。かなり早期に出 生した子どもの親は、新生児集中治療室(NICU)から退院した後も続く子育てスト レスに関して、リスクが高い。NFU クリニックで働いている臨床家は、特に発達 の後れの症状が出る子どもの家族において、子育てストレスの増加に関して観察 するために配置されている。 キーワード: 子育てのストレス、早期産児、新生児フォローアップ.
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