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背景: Malassezia pachydermatisのアゾール系抗真菌薬耐性は、犬分離株から世界中で報告されている。犬のマラセチア皮膚炎は、多くの場合、2%ミコナゾール(MCZ)または他の外用MCZ産物を含むシャンプーで治療されている。 目的: 研究の目的は、in vitro試験において、ラノステロール14-α-デメチラーゼ(ERG11)遺伝子1のMCZ誘導アミノ酸置換がM. pachydermatisのアゾール耐性をもたらすかを調査することであった。 材料と方法: MCZに対する耐性を、MCZ含有培地で培養することによりM. pachydermatisのアゾール感受性株(CBS1879T)に誘導した。 MCZ、クロトリマゾール(CTZ)およびイトラコナゾール(ITZ)に対する抗真菌薬感受性試験を修正微量液体希釈法(BM)により評価した。 MCZ耐性株3株の潜在的耐性メカニズムを評価するため、ERG11配列を決定した。アゾール耐性分離株におけるカルシューニン阻害剤であるタクロリムスとMCZの相互作用も調査した。 結果: MCZ含有培地で培養したCBS1879Tの3株(NUBS19001〜NUBS19003)は、MCZに対して40 mg / L、ITZに対して5 mg / L、CTZに対して32 mg / Lを超える最小発育阻止濃度(MIC)を示し、3株が耐性株であることを意味した。 MCZとタクロリムスの併用は、MCZ耐性株に対して無関係な効果を発揮した。 NCBIデータベースを使用したBLAST解析により、MCZ耐性株のERG11にコードされたチトクロームp450の変異を示した。 結論: 研究によるin vitro研究によって、MCZ曝露がERG11のアミノ酸置換を誘導し、続いて生じるMalassezia pachydermatisのいくつかのアゾール系抗真菌薬に対する耐性を誘導できることが示された。アゾール含有製品による局所療法が生体内で同様の効果を発揮できるかどうかは、さらなる研究を必要とする問題である。.
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