PubMed-jpn:31646697 JSONTXT

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{"target":"https://pubannotation.org/docs/sourcedb/PubMed-jpn/sourceid/31646697","sourcedb":"PubMed-jpn","sourceid":"31646697","source_url":"https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31646697","text":"背景: 犬アトピー性皮膚炎(cAD)は、一般的なアレルギー性皮膚疾患で、若齢期より罹患することが知られている。しかし、cADの初期発生に対する自然歴は報告されていない。ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア(WHWT)などの一部の犬種は、cADに対し高い素因を持つ。 目的: 本研究の目的は、100頭のWHWTの生後3年間を追跡し、cADの臨床徴候の発症を記録することである。 被験動物: 29頭の同腹仔から産まれた108頭の子犬を包含し、90頭を3年間追跡した。 材料と方法: 最初は子犬をブリーダーとともに検査した。養子縁組後、飼い主に毎年2回連絡を取り、cADと互換性のある兆候が検出された場合、獣医師が犬を検査した。 cADの診断は2つの異なる定義によるものであった。発症、臨床徴候の分布、およびcADの重症度、ならびに併発疾患を記録した。 結果: コホートにおけるcADの有病率は52%であった。罹患犬のほとんど(60%)は、生後1年以内にcADの徴候を発症し、雄が大きな割合を占めた。臨床徴候の分布は、既存の報告を反映していた。 cADの重症度は、罹患したWHWTの36%で軽度で、13%で重度であった。 cADを有する犬はしばしば他のアトピー性疾患を示したが、cADの有無によるWHWT間では胃腸兆候のみが有意に異なっていた。 24%の犬において、食物有害反応を診断した。 結論と臨床的重要性: 素因のある犬種の子犬に関する本縦断的研究は、WHWTにおけるcADの初期発生に新たな光を当てる。.","tracks":[]}