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PubMed-jpn:31087685 JSONTXT

‘どのようなサポートがあなたに役立ちますか?‘ 親−乳幼児精神療法における治療への期待と治療的関わり、臨床的効果の関係性について 本研究の目的は、親−乳幼児精神療法 (PIP) において、治療前の期待度が臨床的効果と治療的関わりに与える影響を調査することである。精神保健的に困難を経験し、親−乳幼児精神療法を受けた 61 名の母親がこの研究に参加した。治療前のインタビューの変換内容分析を通して参加者の期待度を調査するため、混合研究方法論が用いられた。つまり繰り返すテーマは分類化され、定量化された。親の期待、臨床的効果、治療的関わりに関して定量化された課題間の関係性について、更なる統計分析による調査が行われた。治療への期待と治療的関わりの間には重要な関連性は認めなかった。臨床的効果についての6項目中の1項目は、親の期待と強く関連していた。内省的機能 (RF) の改善は、治療によって親−乳幼児の関係性を改善したいという期待を持ち、過去の体験について話し合うことへの懸念を口にする参加者によって予測された。これら 2 つの期待が統合された際、個々の内省的機能が改善することが予測された。以上の結果より、親−乳幼児精神療法はある母親達に対してはより効果的で、親−乳幼児精神療法を開始する前にクライエントが治療に対する期待を評価することは有益であると示唆される。.

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