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PubMed-jpn:31038257 JSONTXT

背景: 中耳炎はアルパカにおいて一般的な疾患である。化膿性中耳炎/内耳炎は、外耳炎または呼吸器感染症が波及した可能性がある。細胞学的評価は、治療決定を補助する迅速かつ安価な情報を提供する。現在に至るまで、アルパカの外耳道の正常な細胞学的検査結果および常在細菌叢に関する公表された情報はない。 仮説/目的: 本研究の目的は、正常な常在細胞学的所見と常在細菌叢について記述し、経時的変動の可能性を記述することである。そのために、2つの異なる季節に臨床的に正常なアルパカ外耳道からサンプリングした。 被験動物: アメリカ合衆国北東部の2地域の年齢や性別が異なる健常飼育アルパカ50頭。 材料と方法: アルパカの片側の耳から細胞学的スワブ(外部寄生虫、炎症細胞および上皮細胞、細菌および酵母菌)および無菌スワブ(バクテリアと真菌培養物)の両方によって接種した。2017年8月に実施し、2018年1月にも実施した。 結果: 酵母菌は細胞学的に2〜4%のサンプルに認められた。総酵母属菌罹患率は、8月に6%、1月に30%であった。細胞学的には、桿菌[最大4〜10 /高倍率視野(HPF); 中央値0〜0.5 / HPF]は、8月には50%、1月には26%のアルパカで認められた。球菌(最大6-10 / HPF; 中央値0 / HPF)は8月には32%、1月に16%のアルパカで認められた。サンプリングを実施した月間に統計的に有意な所見は認めなかった。分離した一般的な細菌属は、8月ではバチルス属(44%)、Arthrobacter属(40%)および非溶血性ブドウ球菌(26%)であり、1月ではバチルス属(42%)およびPantoea属(38%)であった。 結論と臨床的重要性: 本研究情報は、アルパカ外耳道サンプルを評価する際に役立つ可能性があり、続いて経験的治療の決定に役立つ可能性がある。.

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