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PubMed-jpn:32975354 JSONTXT

背景: 近年、交差反応性炭水化物決定基(CCD)に特異的な免疫グロブリン(Ig)Eがアレルゲン感作犬および猫の血清中に存在し、これらのCCD特異的抗体が血清学的検査を混乱させる可能性があることが示された。 仮説/目的: 本研究の目的は、犬および猫血清中のアレルゲン特異的IgE検出用に設計された、モノクローナルカクテルベースの酵素結合免疫吸着アッセイ法で検出可能なCCDの保有率を記録し、これらのCCD阻害を成功させる手段を定義することであった。 材料と方法: ブロメラインおよび市販の炭水化物特異的抗体阻害剤(RIDA-CCD)への反応の発生率を、RIDA-CCDおよび独自のブロメライン由来炭水化物含有阻害剤( BROM-CCD)による阻害前後に採取した犬100頭の血清サンプルで評価した。続いて、BROM-CCDを使用する場合と使用しない場合の血清希釈液を使用して、犬600頭および猫600頭の血清を評価した。 結果: RIDA-CCD阻害剤およびBROM-CCD阻害剤の両方でCCD反応性の低下が成功したことが示されたが、阻害のより効率的なプロファイルはBROM-CCDで明らかであった。犬および猫血清におけるダニの反応性はほとんど影響を受けなかった。しかし、花粉アレルゲン(木、草、雑草)に対する実質的な抑制が示された。 BROM-CCD阻害後、犬サンプルの1%および猫サンプルの13%が、アレルゲン反応性について完全に陰性になった。 結論と臨床的重要性: 結果は、BROM-CCDが無関係な炭水化物との反応を減らすのに効果的であり、CCD反応性の阻害が、免疫療法レジメに含まれるアレルゲンの選択に使用されるin vitro反応性プロファイルの結果を大幅に変える可能性があることを示している。.

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