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PubMed-jpn:31808237 JSONTXT

背景: 抗菌薬耐性は、人間および動物のヘルスケアにおける問題である。蜂蜜は、その創傷治癒特性および抗菌効果のために使用される場合がある。 目的: 本研究の目的は、2つの市販された医療グレードの蜂蜜(MGH)によるブドウ球菌およびシュードモナス属菌株に対する抗菌活性を調査することである。 材料と方法: MGH1(40%w / v蜂蜜)とMGH2(80%w / vのマヌカ蜂蜜)の2製剤に対し、それぞれ感染時の全身および皮膚細菌負荷を表す、低濃度[1.5×104コロニー形成単位(cfu)/ウェル]および高濃度(1.5×106 cfu /ウェル)のブドウ球菌および緑膿菌それぞれ11分離株に対する最小発育阻止濃度(MIC)と最小殺菌濃度(MBC)をin vitroでテストした。 結果: MGH2は、MGH1よりもブドウ球菌に対する低いMICを示したが、統計的に有意ではなかった。 MGH1はMGH2よりブドウ球菌に対して強い殺菌効果があったが、細菌濃度が濃い場合にのみ統計的に有意であった(P <0.01)。緑膿菌においては、MGH1は、試験した全分離株および両細菌濃度で、MGH2よりも抗菌活性(MICおよびMBCの両方)が有意に高かった(P <0.05)。 結論と臨床的重要性: 両MGHは、メチシリン耐性ブドウ球菌と緑膿菌を含む一般皮膚病原体に対してin vitroで効果的であった。 MGH2と比較し、半量の蜂蜜しか含まない一方で、緑膿菌に対するMGH1製剤の高い効力およびブドウ球菌に対する一貫した効果は、MGH1のメカニズムおよび臨床応用のさらなる調査をもたらす。.

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