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PubMed-jpn:31774226 JSONTXT

背景: クロロキン(CQ)は、マウスおよび人のヒスタミン非依存性(非ヒスタミン作動性)掻痒に対するプロトタイプの全身および皮内プルトゲンである。このモデルの予測的妥当性は、犬ではほとんど文書化されていない。 仮説/目的: 本研究の目的は、健常犬に対するCQの全身および皮内注射における起痒性および炎症性効果を判定することであった。 被験動物: 10頭の研究目的で飼育された実験健常ビーグル。 材料と方法: すべての犬はランダムに皮内(200および400μg/部位)、静脈(2 mg / kg)および皮下(3 mg / kg)のCQ注射を受けた。犬を、皮内注射後30分間、そして皮下および静脈注射後300分間ビデオ録画した。緩衝生理食塩水注射は、各ルートのコントロールとして機能した。全膨疹スコアを盲検者による皮内注射30分後に評価した。 結果: すべての犬は、CQ皮内注射によって膨疹および紅斑を示した。また、各CQ濃度の全膨疹スコアは、プラセボと比較して有意に増加した(P≤0.05)。盲検評価では、CQの静脈または皮下投与後の全身性掻痒行動(掻痒秒数)に有意な増加は認められなかった。200μg(P = 0.06)および400μg(P = 0.27)CQによる皮内注射は、犬の注射部位に軽度の局所急性掻痒行動を誘発した。 結論と臨床的意義-著者の知る限り: 本研究はCQによる皮内注射が健常犬に急性炎症を引き起こす可能性があることを示した最初の報告である。健常マウスおよび犬で以前に報告された全身性CQ誘発性掻痒とは対照的に、投与経路に関係なく、CQ注射後に有意な掻痒行動は観察されなかった。.

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