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PubMed-jpn:31066465 JSONTXT

乳幼児期のNR3c1のDNAメチル化:母親の養育と乳幼児の性別の関連 養育者は乳幼児のストレス反応性と調節の土台に大切な役割を果たすが、この土台が生じるメカニズムは明らかでない。動物モデルはDNAメチル化のような、養育行動や、子どものストレス反応性に敏感である後成的なプロセスを強く示唆する。我々は養育行動が乳幼児のDNAメチル化と、乳幼児のストレス反応性に直接与える影響を検討した。乳幼児が 5 ヶ月のとき、乳幼児と母親 (N=128) を自由遊び中に評価した。母親の応答性と適切な接触をコード化し、糖質コルチコイド受容体遺伝子である NR3cI エクソン 1F の DNA メチル化を評価するために乳幼児の頬粘膜細胞を標本抽出した。乳幼児のコルチゾール反応性は still face の反応性パラダイムに応じて評価した。より大きなレベルの母親の反応性と適切な接触は、 NR3cI エクソン 1F の特定領域の DNA メチル化に関連が少なかったが、それは女児だけにあてはまった。母親の反応性と適切な接触もしくは NR3cI エクソン 1F の DNA メチル化と、ストレス前のコルチゾールやコルチゾール反応性との関連は認めなかった。我々の研究結果を母親の養育が、乳幼児のストレス反応性のプログラミングにおける重要な因子であると示唆するプログラミングモデルとの関連から議論する。.

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