PubMed-jpn:30849191 JSONTXT

自閉症スペクトラム障害児のきょうだいのブラジル人サンプルにおける乳幼児親子相互交流についての事例比較研究 背景:自閉症スペクトラム障害 (ASD)児のきょうだいは、定型発達児のきょうだいに比べて、発育上の問題により高い感受性を示している。ASD児の養育者の精神疾患の有病率の高さは、下のきょうだいの脆弱性が情緒的問題になることを増やしている。この研究の目的は、きょうだいにASD児がいる2ヶ月から26か月までの乳幼児(平均: 11.7ヶ月/ 標準偏差: 6.9)と養育者の相互交流 (ASD-dyads)と、定型発達児のきょうだいのいる乳幼児と養育者の相互交流(TD-dyads)を比較することである。方法: 相互交流を評価するために、子どもの発達リスク臨床的指標(Clinical Indicators of Risk for Child Development)と 相互交流行動コーディング(Coding Interactive Behaviour) が使われた。結果: TD-dyadsと比較して、ASD-dyadsの方が相互交流における窮屈さのスコアが高く、乳児において高い引きこもり行動のスコア(p = 0.003) と養育者において高い抑うつ気分のスコア(p = 0.008)が示された。結論: ASD-dyadsにおいては、TD-dyadsよりも、頻繁に相互交流が損なわれている。.

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