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PubMed-jpn:30908739 JSONTXT

背景: アレルゲン特異的免疫グロブリンE(IgE)検査は、アトピー犬の免疫療法に対するアレルゲンの選択に使用される。交差反応性炭水化物決定基に対する抗体(抗CCD IgE)は、アトピー犬の血清サンプルで同定される。人におけるそれらの存在は、植物アレルゲンに対する臨床的に無関係な多感作の原因の一つとして知られている。 目的: 本研究の目的は、犬で試験を実施する前に、抗CCD IgEを遮断した場合と遮断しない場合の、アレルゲン特異的IgEに対する血清検査と皮内試験(IDT)との結果を比較することである。 被験動物: アトピー性皮膚炎の飼育犬31頭。 材料と方法: 前向きに犬に皮内試験を実施し、血清サンプルを抗CCD IgEについて分析した。アレルゲン特異的IgEに対するFc-ε受容体に基づく血清検査を、抗CCDIgEを遮断および遮断せずに実施した。 結果: 陰性抗CCD IgEサンプルを用いた犬では、血清検査結果およびIDT結果の間の一致は十分なものであった(κ = 0.71)。抗CCD IgE検体陽性(38.7%)の犬では、血清検査および皮内試験の間に一致が見られず(κ = -0.35)、これらの検体で抗CCD IgEを遮断すると公正な一致(κ = 0.43)が得られた。抗CCD IgE陽性血清は、草および雑草アレルゲンについて複数の陽性結果を示し、そして遮断はそれらを著しく減少させた。 結論と臨床的重要性: 皮内試験は、検出可能な抗CCD IgEを有さない犬の血清検査と最もよく一致した。抗CCD IgEを含む血清はIDTと一致しなかった。抗CCD IgEを遮断することにより試験の一致性が改善された。植物アレルゲンに対する見かけの血清試験多感作は抗CCD IgEと関連していた。.

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