PubMed-jpn:30887651 JSONTXT

Annnotations TAB JSON ListView MergeView

{"target":"http://pubannotation.org/docs/sourcedb/PubMed-jpn/sourceid/30887651","sourcedb":"PubMed-jpn","sourceid":"30887651","source_url":"https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30887651","text":"背景: 犬の膿皮症の治療は外用療法のみで効果を得ることができる。外用製剤はシャンプー、スプレー、ワイプおよびムースとして市販されている。今日まで、犬の膿皮症の治療における市販のムース製剤の有効性を評価した研究はない。 目的: 本研究の目的は、異なる活性成分を含むムース製品を適用した犬の毛の残留抗菌活性を測定することである。 被験動物: 皮膚病の病歴のない飼育犬15頭。 材料と方法: 犬を5種類のムース製剤で治療した[(i)2%クロルヘキシジンおよび1%ケトコナゾール、(ii)2%クロルヘキシジンおよび2%ミコナゾール、(iii)3%クロルヘキシジンおよび0.5%クリンバゾール、(iv)2 %サリチル酸および10%乳酸エチル(v)フィトスフィンゴシンHCl 0.05%(コントロールとして)]。適用前、適用後1時間、および適用後2、4、7、10および14日目に、各適用領域から毛サンプルを採取した。採取した毛を秤量し、抗菌剤耐性がないことを示すため、Staphylococcus pseudintermedius分離株を筋状に塗ったMueller-Hinton寒天培地上にプレートした。培地を24時間インキュベートし、毛周囲の細菌増殖抑制範囲を測定した。 結果: ムース1、2および3は、治療前のサンプルと比較し、10日目までに有意な抑制領域を生じた。 14日目には、ムース3のみが治療前のサンプルと比較し有意な抑制領域を生じた。ムース4および5は、いずれのサンプル間にも統計的差異を示さなかった。 結論および臨床的重要性: 本研究結果は、ムース製剤のうちの3つが、少なくとも10日間 in vitroでS. pseudintermediusの増殖を抑制する残留活性を有していたことを示唆している。.","tracks":[]}