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0 TIAB 時計タンパク質は臨界期のタイミングを制御する 要 約  時計タンパク質が発振する概日リズムはさまざまな生理機能を制御しているが,脳における役割は時計中枢である視交叉上核を除き不明な点が多い.筆者らは, 1 472 0 show
1 はじめに はじめに  地球に暮らすわれわれの生活は約24時間周期の概日リズムにより支配されている.菌類から植物および動物にいたるまで,ほとんどの生物は概日リズムに適応するように進化し,個体を構成する大部分の細胞 1 1048 0 show
2 1.大脳皮質における時計遺伝子の発現の振動は幼若期に形成される 1.大脳皮質における時計遺伝子の発現の振動は幼若期に形成される  視交叉上核における概日リズムは出生の直前より観察されるが,大脳皮質における概日リズムの発達についてはよくわかっていない.そこで,マウス 1 327 0 show
3 2.CLOCKは臨界期のタイミングを决定する 2.CLOCKは臨界期のタイミングを决定する  CLOCK-BMAL1複合体に起因する概日リズムが臨界期にあたえる影響について調べるため,CLOCKノックアウトマウス7) を解析に用いた.CLOCKノ 1 633 0 show
4 3.CLOCKはパルブアルブミン陽性ニューロンが形成する神経回路の成熟を制御する 3.CLOCKはパルブアルブミン陽性ニューロンが形成する神経回路の成熟を制御する  CLOCKの欠損がどの神経回路に影響をあたえているかを調べるため,CLOCKノックアウトマウスにおいて興奮性ニューロ 1 623 0 show
5 4.CLOCKはパルブアルブミン陽性ニューロンにおいて特定の遺伝子の発現を制御する 4.CLOCKはパルブアルブミン陽性ニューロンにおいて特定の遺伝子の発現を制御する  パルブアルブミン陽性ニューロンおよびほかの抑制性ニューロンにおけるCLOCKに依存的な時計タンパク質の発現の制御に 1 592 0 show
6 5.パルブアルブミン陽性ニューロンに内在するCLOCKが臨界期のタイミングを决定する 5.パルブアルブミン陽性ニューロンに内在するCLOCKが臨界期のタイミングを决定する  CLOCKのはたらきがパルブアルブミン陽性ニューロンに内在するものによるかどうかを調べるため,パルブアルブミン陽 1 441 0 show
7 おわりに おわりに  この研究は,視交叉上核の外部の時計タンパク質が脳の発達および神経の可塑性に関与していることをはじめて示した点で重要である.時計タンパク質による遺伝子発現の制御は強い光刺激や睡眠遮断など周囲 1 611 0 show
8 生命科学の教科書における関連するセクションへのリンク 生命科学の教科書における関連するセクションへのリンク 東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部附属教養教育高度化機構自然科学教育高度化部門から公開されている生命科学の教科書 “A Comprehens 1 177 0 show