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2.粒子状物質によるプロスタグランジンの産生の誘導はNALP3インフラマソームに依存しない
2.粒子状物質によるプロスタグランジンの産生の誘導はNALP3インフラマソームに依存しない
 一般に,プロスタグランジンE2はインターロイキン1などの炎症性サイトカインにより誘導されることが知られている.プロスタグランジンE2の産生におけるインターロイキン1の関与を調べる目的で,インターロイキン1受容体ノックアウトマウスに由来するマクロファージを用いてこれまでと同様の実験を行ったが,結晶シリカやアルミニウム塩の刺激によるプロスタグランジンE2の産生には野生型マウスに由来するマクロファージとノックアウトマウスに由来するマクロファージとのあいだで差は認められなかった.さらに,プロスタグランジンE2の産生におけるNALP3インフラマソームの関与について検討する目的で,その構成タンパク質であるNALP3,ASC,または,カスパーゼ1をノックアウトしたマウスに由来するマクロファージを用いて検討した.これらのノックアウトマウスではインフラマソームが活性化されないため結晶シリカやアルミニウム塩による刺激に対してインターロイキン1βの産生を誘導しなかったが,プロスタグランジンE2の産生についてはいずれのノックアウトマウスに由来するマクロファージにおいても野生型マウスと同等の産生が認められた.これらの結果は,粒子状物質により誘導されるプロスタグランジンE2の産生がインフラマソームに非依存的であることを示していた.

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