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1.結晶シリカやアルミニウム塩はインフラマソームの活性化とともにプロスタグランジンの産生を誘導する
1.結晶シリカやアルミニウム塩はインフラマソームの活性化とともにプロスタグランジンの産生を誘導する
 これまで,結晶シリカやアルミニウム塩は貪食細胞であるマクロファージを刺激しインフラマソームに依存的にインターロイキン1βやインターロイキン18を誘導することが報告されている.同様の実験系でマクロファージを結晶シリカやアルミニウム塩で刺激することにより,インフラマソームに依存的にインターロイキン1βの誘導が認められた.この実験系においてインフラマソームに非依存性のサイトカインやケモカインなどの液性因子の産生について検討を行ったところ,脂質メディエーターであるプロスタグランジンE2の誘導が認められた.このような現象はすべての粒子状物質において認められたわけではなく,炎症誘導能が低いことが報告されている二酸化チタン粒子ではインフラマソームの活性化もプロスタグランジンE2の産生も誘導されなかった.また,結晶シリカはヒトの末梢血単核細胞も刺激し,マウスのマクロファージと同様にインターロイキン1βとプロスタグランジンE2を誘導した.これらの結果から,アジュバント活性をもち炎症反応を誘導する粒子状物質はインフラマソームの活性化のみならずプロスタグランジンE2の産生も誘導することが明らかになった.

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